辻村 聖子 氏

カンボジアに学校を贈る会代表  2007.12.08

主婦たちのボランティア
     カンボジアへ学校を100校贈る!

今回のゲストは、1994年、千葉県柏市に「カンポジアに学枚を贈る会」が設立さ
れました。国連カンボジア暫定機構(UNTAC)の呼びかけにより
平和維持活動(PKO)に参加した岡村眞理子氏が、現地の人たちの
希望を叶えようと、、帰国後、主婦たちを中心に呼びかけ実現したも
のです。以来、「レンガひとつ分の協力を!」を合い言葉に、寄付
やショップでの活動を全国に広げ、カンボジアその学校建設、識字
教育などを行ってきました。
念願の100校建設を目前に病で不帰の人となった岡村氏の遺志を
継いだのが、岡村氏の友人の辻村聖子氏です。氏は、通訳業や水泳
コーチを経て、当時の市長の要請で浦安市役所に入り、定年までの
15年間を、人づくりや街づくりを中心とした国際交流に尽力すると
ともに、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程も修了され
ました。現在は、カンボジアに学校を贈る活動などボランティアの
ほか、恵泉女学園大学で教鞭も執られています。
当日は、「地域からの国際交流」について語っていただく予定で
す。
みなさまのご参加をお待ちしております。

<Profile>
東京生まれ。日米会話学院卒業。日ソ学院卒業、
通訳案内業取得、東京オリンピック通訳。早稲田大学
教育学部卒業後、通訳ガイド業を営む傍ら、スポー
ツクラブの水泳コーチを務める。1987年浦安市国際
交流協会副会長。1988年浦安市総合政策部国際交流
課長に就任。2001年市民経済部文化国際課長就任。
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程修了。
現在、カンボジアに学校を贈る会代表、浦安親善人
形交流の会会長、恵泉女学園大学非常勤講師(国際
文化交流論)等を務める。





講演レポート
カンボジアに学校を贈る会代表
辻村 聖子 氏 
ご意見  【講師・参加者】
講師のコメント (辻村聖子)
 9月に初めて夢いっぱいの土屋様、野老様にお目にかかり、12月が楽しみになりました。実は大網白里に沢山のハイキングコースがあると伺い、講演の前までに何度が歩いてみたいと思っていましたが、日程が取れず当日を迎えてしまいました。いつか実現します。会場には私の小学校の同級生やら恵泉女学園大学の卒業生とそのお子様やお父様もご参加いただき、とても感激しました。講演中は会場いっぱいの暖かいそして真剣な眼差しに支えられながら、カンボジアに学校を建てることになった前代表岡村眞理子さんのこと、国際協力のあり方など楽しくお話することが出来ました。さらに講演を終えてお部屋の入口を見たら、募金箱が置いてあり、沢山のご寄付をいただきました。「レンガ募金」に積み立て、今後の活動に役立たせていただきます。本当に楽しいひとときをありがとうございました。来る2008年が皆様にとり、幸多かれとお祈りします。
参加者のアンケートより
回収アンケート数 38枚
講演の感想
とてもよかった 26人   よかった 11人   まあまあ 0人  その他 1人 
感想抜粋
◎ただ聞くだけの講演でなく、グループディスカッションがあって緊張感のある講演会でした。
◎「寄付」に対する意識が変わりました。多くの人に伝えて行きたいです。
◎寄付を行うほう、受けるほうに温度差があることを実感しました。寄付のあり方をもう一度考え直すいい機会になりました。
◎講師の方の志の高さ、その強さに「主婦でもこんなことができるのか」と驚きました。私も何かしたい。そう思える時間でした。
◎善意とは何かを改めて考えさせられました。
◎ボランティア、国際貢献の話を通して、自分に何ができるのか、再度考えてみたいと思いました。
◎これからの国際貢献のあり方を考えさせられました。
◎まず一歩を踏み出すことの大切さを強く感じました。
◎自分たちがほかの国々の人たちに比べ、便利な生活を送っていることをあらためて感じ、同じ人間が手をつなぎあって協力しなければならないと思いました。
◎明日から物事に対し疑問を持つこと、気がつく人になれたらいいなと感じました。自分のアンテナを高く張り、さびさせないように行動したい。
◎講師の方の『自分がやれることがあるということは幸せだ。』という言葉に実感がこもっていた。