こんなにもあっけなく、戦後世界の「常識」が崩れ去ると、いったい誰が考えていたでしょうか。２月に始まったウクライナ戦争は、世界の人々を震撼させ、9月現在も、戦闘終結の見通しが立っていません。そして、この戦争は、私たちに、ウクライナ以外にもシリア、イエメンなど世界各地で殺戮が続いている事実を再認識させます。さらに、大量破壊兵器が隠されているとして、一方的にイラクが侵略された歴史が、既に生じていたことも。そして、紛争国を中心におよそ７億人が飢餓線上にあり、コロナとウクライナ戦争がその状況をいっそう悪化させているのです。

また、地球環境の破壊は、後戻りができないレベルに達しています。温暖化による気候変動で、海面上昇、熱波、干ばつ、洪水などが世界各地で頻発しており、地球の気温上昇に歯止めがかかりません。パリ協定後も上昇が続いており、このまま推移すると、人類の生存条件が徐々に失われていくことにならざるを得ません。

斎藤幸平さんは、「人新世の資本論」で、こうした状況を鋭く指摘し、人と自然を蹂躪する経済活動の根本的転換を呼びかけ、21世紀の「コミュニズム」を提唱しています。
講演会と活動交流会を通して、私たちの進むべき道を考えます。

■日　時　2022年11月5日（土）

• 13：30～ 開場・受付
  14：00～ 第一部　講師紹介、講演（75分）

• 15：25～ 第二部　リレートーク（95分）

  17：00　終了

■会　場　大里綜合管理株式会社１Fホール

■参加料　1名様2,000円
　 ※ 当日受付にて承ります。
■定員 ５０名

■お問合せ

• 大里綜合管理㈱　0475-72-3473

■参加申込み

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FAX　０４７５－７２－４００１
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