山下 一史 氏
公益財団法人 千葉交響楽団 音楽監督
“楽壇の帝王”カラヤンのアシスタントから、数々の楽団での指揮を経て、今、千葉交響楽団へ・・・
幼い頃から指揮者に憧れ、中学で東京一人暮らしをしながら指揮者の道を歩み、ベルリンの大学に留学する中でカラヤンのアシスタンを務めた山下氏。ある日、カラヤン「第九演奏会」にて、急病となったカラヤンからの指名で、本番30分前に急きょ代理で指揮をするも大成功をおさめました。
それからも国内外の楽団での指揮者を務めていき、仙台フィルハーモニー管弦楽団でのリハーサル時に東日本大震災に被災。市民が生活を取り戻そうとする中、音楽家としての役割を果たすため、復興コンサートを開催。
2016年4月に千葉交響楽団の音楽監督に就任し、縁あってねっと99での講演が実現しました。この貴重な機会をみなさんで共有しましょう。
■日 時 2016年3月11日(土)
- 17:30~18:00 開場・受付
- 17:45~18:00 地元各団体による活動紹介
- 18:00~18:10 開会・講師紹介
- 18:10~19:40 講演
- 19:40~20:00 質疑応答・閉会
■会 場 大里綜合管理株式会社1Fホール
- 講師の略歴
- 山下 一史(やました かずふみ)
- 1961年広島県広島市生まれ。1984年桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、1986年デンマークのニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。
- 1985年12月からカラヤンの亡くなるまで彼のアシスタントを務め、以後、デンマーク放送交響楽団、ヘルシンボリ交響楽団(スウェーデン)で指揮者を務めた。日本国内では1988年NHK交響楽団を指揮してデビュー、以後国内の主要オーケストラに定期的に出演。オーケストラ・アンサンブル金沢のプリンシパル・ゲスト・コンダクター、九州交響楽団常任指揮者、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団常任指揮者を経て名誉指揮者就任。2006年からは仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者として迎えられ、2009~12年同団の正指揮者を務めるなど、オペラ、オーケストラの両面において注目を浴びている。東京藝術大学音楽学部指揮科招聘教授。2016年4月より千葉交響楽団音楽監督就任。