渡辺 正範 氏
新潟県十日町市役所 産業観光部長
新潟県にあり、冬には２ｍ～３ｍの豪雪地帯となる十日町市。６万人程のこの町で、３年に１度、約４０日間で４９万人の来訪者を迎える芸術祭があります。その名も「大地の芸術祭」。
40か国・300組を超えるアーティストの作品が、760㎢・200集落を舞台に、田畑、民家、廃校などを活かしたアートを展開します。地域住民も様々なかたちで協働参加し、芸術を通して人と自然と地域がつながっています。
芸術という切り口で見事地域づくりを実現してきた取組みを支えている、市役所職員である渡辺氏より、その誕生から現在までの物語を伺います。
- 講師の略歴
- 渡辺 正範
- (わたなべ まさのり)
- 新潟県十日町市の現・産業観光部長。３０年に渡り米づくりをしながら、市の職員として芸術祭の中心となり、自らも芸術作品の展示もしている。
- 大地の芸術祭の２０００年第１回の発足から携わり、膨大な交渉などの準備の中心となって、現在も地域づくりを支えている。
- ２０１５年に第６回を迎えようとしているこの祭りは、文化庁長官表彰、地域づくり表彰で国土交通大臣賞など数々の受賞を受け、新しい地域づくりのモデルとして地域内外から高い評価を受けている。
チラシ（PDF）
