宮本 辰彦 氏
ヨガ講師・随筆家
明治維新、首都を襲った関東大震災、敗戦からの奇跡の復興――。私たちの国、日本は数々の国難を乗り越え、見事な生まれ変わりを幾度も遂げてきました。しかし、これは世界にも例を見ない奇跡です。それを可能としたのは、古来より脈々と受け継いできた、日本独特の精神性です。それを個々人が自覚して、さらに自分のものとすることができれば、私たち自身の人生にも生まれ変わりの奇跡を起こすことができるのです。
ヒーリングスペースTatsu主宰の宮本辰彦氏は、大化の改新の中臣鎌足を祖とし、学僧寂室堅光や国学者敷田年治など日本の精神界をリードする人材を一族に持ちます。神戸市衛生局長だった父包厚氏は、阪神淡路大震災当時、厚生省から出された遺体の野焼き案に「故人の尊厳と遺族心情」を理由に反対し、その後の東日本大震災での遺体の扱いに方向性を示しました。
宮本氏は建国記念日を前に「新世代日本人のための大和の心」について、聖徳太子以来の「和の精神」から「人生に奇跡を起こす日本の心の凄さ」を紐解きます。