老若男女の学びの場

ランチェスターマネジメント株式会社代表取締役　 河辺 よしろう

　千葉は亡き父の郷里だった関係で幼少の頃よく訪れたので懐かしく感じました。
　いつもはランチェスターの法則を経営に活かす話をしていますが、今回は人生についても語って欲しいといわれ、世界を放浪してユダヤ商法や華僑商法に出会い、起業して成功したり失敗したりといった話を披露させていただきました。
　ねっと99夢フォーラムはビジネスマンだけでなく退職者や主婦、若い人たち、老若男女が熱心に受講されていてすばらしいと思いました。
　今後のさらなるご発展を祈念しています。（談）

人生の生き方を教えられた講演会

植草ドリームマネジメント　 代表　植草 進

　今回の【ランチェスターの法則】については、言葉としては、私としては少し知っていたものの、その内容はあまりよくわからなかったです。それだけに私としては、興味津々でした。
　はじめに、河辺先生の人生の経験談は、大学卒業の前後50か国以上放浪した時代、人間関係に苦しみながら続けたサラリーマン時代、独立起業の天国（4億円集めてポルシェを買う）と地獄（ヤクザに追われた）の時代、ともに河辺先生しかできない経験が、今に生かされていると思いました。
　そして、本格的にランチェスターの法則を学び、【一隅を照らす生き方】に転身されたことが良くわかりました。その中での出会いの数々を真面目に取り組んできたからこそ、今の川辺先生があるものと思いました。ランチェスターの第１の法則・第2の法則の内容は具体的にどのように人生に応用すべきか、あまりよくわからなかったけれど、各人（聞く側）の宿題として取り組むこととし、小生も先生の本2冊購入し、勉強しようと思いました。やはり、この法則は1914年に発表され第二次世界大戦で活用されましたが、中国の4,000年~5,000年以前からの【兵法】や日本での宮本武蔵の【五輪書】においても同様で、今、企業の営業戦略等に良く使われています。
　つまり私は、これらの法則を【世界平和】に活用されるべきと考えます。河辺先生もランチェスターの法則は手段の一つであると話の中で言っておられましたが、この法則を各人がどのように生かすかにかかっているように思います。先生の意見に同感です。
　最後に興味を抱いたのは、お父さんの遺言です。人間として「自分の生き方を作れ！自分のできることは何か？」、「自分がどのような人生、仕事をするのか」とお父さんが亡くなる前に「ぽつり」と言われたことは私の胸にジーンときました。果たして私は今まで何をしているのかと！！（反省です）
　また、最後に「原理・原則・法則があっても、そのことを一つの手段として、自分の【願望】を強くもち【目的・目標】に向かって、【戦術と戦略】を考慮に入れ、【世のため・人のために尽くす】ことにより【共感】を得ること」と話されたことは素晴らしいことと感銘を受けました。
　話の中で、グローバル化の対応は、おばちゃんのように【良く話しかけること】と言っていたが、まさに日本において「イノベーション化」と「グローバル化」が叫ばれている昨今特に重要視すべきことと共感いたしました。
　今回、「ランチェスターの法則」であったが、「人生の生き方」の一つとして垣間見たような感動を受けました。ありがとうございました。
　河辺先生のますますの御活躍と御健勝をお祈りします。